おふくろの味

2020・7・11(土)

今朝のお目覚めの名曲は、ドヴォルザークの”我が母の教え給いし歌”。
この曲を聴いていると、母の面影が脳裏に浮かぶ。私は母の40歳の時に生まれた。
だからどうしても早くに母親離れをする。

明治生まれの母は、激動の明治・大正・昭和3代を生き抜いてきた。4人の子供を育て上から2人の優秀だったと言う兄たちを若くして病気で失い逆さを見た両親はどれほど悲嘆にくれたことだろうか。
体も弱く細い体で年を重ねてからも2人の女の子たちを育ててくれた。

戦後の物のない時代に・・・・。今、物が溢れ、恵まれた時代に、子育て放棄や殺害をする母親がいることが考えられない。
でも私は幼い頃は末っ子で甘えたい放題で、成人してからも見送るまで感謝の心は・・・・。
亡くなって初めて知る母の優しさ偉大さに気づく。

この曲を聴いて、彼の50年にわたる母を思う心の詰まった優しさにあふれるメロディに感動する。
心が温かくなる、静かに聴く母を想う音楽かな・・・・。涙ぐんでしまう。28歳にして別れてしまったのだもの・・・・。
この曲に込められた彼の母親への感謝の心が伝わってくるようだ。

今日も九州など雨が降り危険な状況ですでに多くの死者、行方不明者。この地域は雨はなく、でも風があって、湿った空気を室内に運ぶ。
でも窓を開けておいたら湿気で・・・・。少しだけお日様が出たけど、すぐに厚い雲に覆われて2時過ぎには”かなり強い雨が降ってきた。
今日は朝食が終わると昼のメニューを母が良く作ってくれた鶏肉となすとピーマンの味噌炒めにしようと片付けた後すぐ食材をそろえて準備。

夫も子供たちも大好きだったので、私も良く食卓に載せた。
1人になってあまり作らなかったが、ドヴォルザークを聴いてそうだこれにしましょう・・・・。木クラゲも、ニンニクも入れて・・・・。
母の味に一味違った美味しさだった。今度娘たちが来たらまた作ってみようかな・・・・。今度は娘たちにとって”おふくろの味”を。

午後はBSニュースの後、市民の見た世界の”コロナショック”。
ニューヨークからは、日本人とアフリカ人のミックスでヒップホップの女性が日本語で、アメリカの黒人差別の実態からコロナより怖いと報告。
彼女は日本で小中学校の体験を話して、肌の色で差別されいじめられた。家族でアメリカにわたり、アメリカでもさらにひどい黒人差別を戦っている。コロナで、白人とも差別に対する反対運動をしている実態が、映像と共に。

フランスからは、飲食店経営者からロックダウン解除後の再開したけれど、政府の援助は解除後にはなく、苦しい経済状況が。
インドの状況はさらにひどく、宗教寺院のクラスターなど、深刻な問題が・・・・。
ブラジルの貧困の実態にはこれほどまでに・・・・、コロナで死ぬか飢えで死ぬか・・・・。カウンセラーの女性はスマホ対応で相談の無償で。
家族に感染をさせないため生活空間を守って隔離生活。

南アフリカからは日本人移住者の報告が。
白人居住区に比べ、貧困層の多い地域では市街地での身の危険を感じる。やはり飢えと貧困。
コロナで死ぬことの心配より、収入を得て今日を生きることを。
何処の国をとってみても、ロックダウン解除後爆発的に増え続ける感染拡大に収束は見られず、経済は疲弊し、生きる補償のないコロナの実態を見た。

しかし、どれほど貧困にあえいでいても、飢えと暑さ、寒さに震えていても、家族の結束で、コロナ禍を生きぬこうとしていた。
外出を控え、家の中でも家族の接触も控え、自分の命と周りの人の命を守るための努力をしている姿を見て、日本の今の気の緩んだ感染拡大に今後の不安を覚えた。

今朝、たまたまFBで見つけた記事に、ユダヤ教正統派の人たちのクラスターについて驚いた。シナゴーグに集まり礼拝し、祈ることで救われると言う信徒によって感染が増大していると。そこにはコロナに対する防備の姿はなかった。
インドのシーク教徒の寺院に行って祈るけれど、中には入らない家族がいたが、今宗教団体に疑問を感じた。

ブラジルの貧困は、マスクすら買うことのできない人々がいたが、飢えと貧困は深刻である。今朝の地元紙に依れば、経済優先で緩和されてきたが、コロナ以前より経済は落ち込んでいると言う。何といっても人命優先でなければ・・・・。
世界のコロナ出区の実態を見て暗い気持ちになったが、今日は土曜日で音楽番組がまとまっていて・・・・。

まずエンターザミュージックでは夏のポップス特集。ポール・モーリアの”オリーブの首飾り”からエーゲ海の真珠、イパネマの娘、引き潮。
ポップスは楽しい。ポール・モーリアは日本で大人気だったな。
音楽交差点は、民族楽器だったが、あまり興味をひかなかったので止めて、らららクラシックに。

ラヴェルと知らなかったライヒという作曲家に共通する実験的音楽。ラヴェルの代表的作品のボレロのは、2つのモチーフしかなく、音の強弱の黒返しで、初演の時聴衆から異常だと言われて不評だったという。彼自身異常と承知だったらしい。

珍しくクラシックにサックスを使ったり、ボレロのメロディは第1ヴァイオリンだけが演奏し、他の楽器はピッチカートだけで、繰り返しの中で音の強弱で構成されたスペインのダンスの音楽だとか。踊りたくなる素敵な名曲。
ライヒという人は、名前も作品も初めてだったが、現代音楽だとか。ブーレーズと同時代という。

昨年東響のコンサートで、ブーレーズを聴いたけど、さっぱりわからなかったしつまらなかった。これが音楽?と思った。現代音楽って理解に苦しむ。ライヒの曲は、2人の手拍子だけだったり、テープの音源の速度を変えたり演説の一部を使ったり、およそ音楽ではないような・・・・。

音楽番組の後今日の東京における新規感染者が206人だと知ったが、よその国に比べて感染者数も死者の数字も段違いに少ないが、今後どうなっていくか心配である。
昼のシネマはなかったけど、土曜の夜は”寅さん”で、大いに笑って時にしんみりと・・・・。
今日の”寅さん”は以前に観たことがある”相合傘”だったが、何回観ても楽しい映画だ。4kで修正されていて鮮明な映像の美しさだった。

日中、どんより曇り空で雨は降らなかったが、10時過ぎから予報通りの激しい雷雨で、このまま降り続いたらどうなるかと心配だったが、およそ1時間ぐらいで止んだのでホッとした。
遅くなったけど、池上さんの番組を見て今日は梅雨時の気象について学んだ。

お休み前の音楽は、”シンドラーのリスト”。


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